お客様の新築計画時に祖父が保管している変杢丸太を取り入れたい。
とのご要望があり、保管されている丸太材の樹種や形状、長さ、大きさなど確認し、間取りプランへどの様に取り入れるか！
どの場所、どの位置に使うか…いかに上手く魅せれるか…を練りながら建築家としての経験も必要になってきます。
”さりげなく” かつ ”存在感も出したい” をコンセプトに数本ある丸太変杢を選別・吟味し・手加工にて仕上げました。

２６.５帖のLDKとタタミコーナー
屋根の傾斜を利用した勾配天井で、南向きの二連掃き出し窓で明るく開放感のあるリビング
タタミコーナーに広いリビングの屋根を受ける『大黒柱』
キッチン部に丸太変杢柱を”さりげなく

屋根を受ける構造梁を化粧仕上げで魅せる。　
天然素材に向かって見る壁掛けテレビ。檜柱（白木）と杉柾板（赤杢目）

外観は片流れ勾配で出隅、入隅のつくらないデザイン・家の顔になる玄関へは木造ポーチ屋根を出して変杢柱を使い
室内の木を使った仕上げとの連携を醸し出します。