【 一宮神社 楼門 屋根改修工事の完成 】
令和7年 7月から屋根の解体撤去から
着工開始となり、10月8日に無事に
完成となりました。
楼門は中央の大屋根と左右の脇屋根が
ありますが、境内から見て左(東側)の
屋根の改修工事を行いました。
外壁面は現況のままで、屋根部分は全て
解体撤去し、構造梁から屋根下地まで
全て新しく造り替えました。
(南側の隅木だけは流用です)
新しく取り付けた木材は改修と復元が
目的ですので、修繕と改善部材以外は
同寸法で再生しています!
瓦は愛媛県産の地元 菊間瓦葺きです。
入母屋 妻側の木連格子は破風板より
少し奥側に納め、改修前より遠近感と
風雨からの腐朽に対応した
造りにしています。
軒のそりは楼門が建築された当時の
曲線であったであろうとする寸法を
考慮して再現しました。
10月16日からの新居浜太鼓祭りの
開催までに、無事に完成することが
出来まして、大変喜ばしく思っています。