4月中旬頃に建前・上棟の予定の
和室の見せる柱(化粧柱)や大黒柱の
加工を弟子と私で行っています。
これは柱の粗加工で、仕上がり寸法より
大き目に削り、木材の曲がりや反りなど
柱のクセを取り除き
真っ直ぐに加工します。
粗加工が出来ると、柱の建てる向き
[ 部屋の仕上がった時の見える向き ]・
[ 方角 ]を決めます。
【 番付け 】と言います。
番付けが決まれば
構造材として組み込む為の
加工を始めます。
一本の化粧柱を仕上げるには
数工程の加工を経て仕上げます。
たいへん手間を掛けますが、
その分 出来上がった時は
とても存在感のある柱となり
意味深いものとなります!